「久しぶりのエアコン暖房で温風が出なくなった…」 そんな経験はありませんか？ 実は、よくあるトラブルなんです。
先日、当サイトの「無料相談窓口」にも、同じようなお悩みが寄せられました。
- 件名; 久しぶりにエアコンをつけたら温風がでない
- 内容;
こんばんは、はじめまして。
うちは富士通のar-rfc2jを使っているのですが、普段余り使わない部屋のエアコンを久しぶりに使おうと思ったら1回は動いたのですがもう一度付け直したら暖房が使えません。
室外機も動いていませんでした。つけっぱなしにして様子をみていますが改善しません。
今回は、このご相談内容を元に、エアコン暖房で温風が出てこない原因と、その対処法について、エアコンのプロ「taichan」が詳しく解説していきます。
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の監修者
「taichan（たいちゃん）」
エアコンの故障診断のエキスパート、taichanです。大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を活かしたセカンドオピニオンを無料相談Q&A（空調テック）で提供中。電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など、多数の資格を保有。
taichanからの回答
エアコンの暖房が効かなくなり、お困りのことと思います。お問い合わせの内容から考えられる原因と対処法をいくつかご紹介します。
電源ランプの確認
まず、エアコンの電源ランプが点灯しているか確認してください。 もし電源ランプが点灯していない場合は、ブレーカーが落ちていないか確認してください。 ブレーカーが落ちていれば、上げてください。
電源ランプが点灯している場合は、以下の原因と対処法をご確認ください。
考えられる原因
- リモコンの設定ミス: リモコンの設定温度が低すぎたり、運転モードが暖房になっていなかったりする可能性があります。
- フィルターの目詰まり: 暖房運転の場合、エアコンフィルターが目詰まりを起こすと、エアコンがエラー停止することがあります。
- エアコン本体のエラー: エアコン内部のプログラムにエラーが発生している可能性があります。
- 室外機の故障: 室外機のファンモーターやコンプレッサーが故障している可能性があります。
- ガス漏れ: 冷媒ガスが漏れている可能性があります。
- 配管の詰まり: 冷媒配管が詰まっている可能性があります。
- 基板の故障: エアコン内部の基板が故障している可能性があります。
試せる対処法
自分でできる対処法は以下の通りです。
- リモコンの設定確認: リモコンの設定温度が暖房に適した温度になっているか、運転モードが「暖房」になっているかを確認してください。設定温度は普段より高め、運転モードをもう一度「暖房」に切り替えて、エアコンから暖かい風が出て来るかどうか確認してください。
- エアコンフィルターの清掃: エアコンフィルターの埃や汚れを取り除いてください。フィルターの清掃方法は、お使いのエアコンの取扱説明書をご確認ください。
- エアコンのリセット: エアコンの電源を切ったあと電源プラグを抜き、5分ほど置いてからもう一度プラグを差し込んでみてください。
- 応急運転ボタンによる起動: エアコン本体に付いている応急運転ボタンを押して、動作確認を行ってください。 応急運転ボタンの位置や操作方法は、お使いのエアコンの取扱説明書をご確認ください。
今回のケースでは、1回は暖房が動作したとのことですので、エアコン本体の故障ではなく、リモコンの設定ミスや一時的なエラーの可能性も考えられます。 しかし、上記の対処法を試しても改善しない場合は故障の可能性もありますので、専門業者にエアコン点検を依頼することをおすすめします。
- 電話：0120-089-888
- FAX：0120-070-220
- 受付時間：
平日9:00～19:00 （年中無休）
土・日・祝日・年末年始など当社休業日9:00～18:00 （年中無休） - WEB修理受付：https://www.fujitsu-general.com/jp/contact/service.html
注意
エアコンの修理は、感電や火災などの危険を伴う場合があります。専門知識のない方は、絶対に自分で修理しようとしないでください。
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エアコンのトラブル、もう悩まない！解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか？
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ１：状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状（例：冷えない、異音がする、水漏れするなど）を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック！
＞＞ エアコンの不具合診断（スマート診断ナビ）はこちら
ステップ２：修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
＞＞修理はできる？診断したい方はこちら
ステップ３：業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
＞＞業者の違いが知りたい方はこちら
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- エアコンの不具合の原因を特定し、最適な解決策を提案します。
- 修理が必要な場合でも、ご自身にぴったりの修理業者を見つけることができます。
- さらに、エアコンの寿命を診断し、買い替え時期の目安を知ることができます。
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