「シャープのエアコンのタイマーランプが点滅し、室外機が止まって効かなくなる…」 そんな経験はありませんか? 実は、よくあるトラブルなんです。
先日、当サイトの「無料相談窓口」にも、同じようなお悩みが寄せられました。
- 件名; SHARPエアコン
- 内容;
お疲れ様です。夜分にすいません。型式 AY-B56DX-W. 2012年モデル使用中なのですが。ここ最近 エアコン使用時にタイマーの箇所が黄色点滅を繰り返し冷房が効かなくなる症状が頻発しまともに使えなくなってしまいました。考えられる要因ありますでしょうか?室外機のファンも回っていないようです。やはり10年も使えば買い替えになるのでしょうか?
今回は、このご相談内容を元に、シャープエアコンが止まって効かなくなる原因と、その対処法について、エアコンのプロ「taichan」が詳しく解説していきます。
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の監修者
「taichan(たいちゃん)」
エアコンの故障診断のエキスパート、taichanです。大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を活かしたセカンドオピニオンを無料相談Q&A(空調テック)で提供中。電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など、多数の資格を保有。
taichanからの回答
ご相談ありがとうございます。タイマーランプが黄色点滅を繰り返して、エアコンが止まり、冷房が効かなくなってしまう状況、大変お困りのことと思います。
考えられる原因
- エアコン内部の故障:
長年の使用により、エアコン内部の部品(コンプレッサー、基板など)が劣化し、故障している可能性があります。特に、室外機のファンが回っていない場合は、室外機側の故障が疑われます。 - 冷媒ガス漏れ:
冷媒ガスが漏れていると、エアコンが正常に動作せず、タイマーランプ点滅などのエラーを引き起こすことがあります。
対処法
- 電源プラグの抜き差し:
一度エアコンの電源プラグをコンセントから抜き、数分後に再度差し込んでみてください。これにより、一時的なエラーが解消される場合があります。 - 応急運転ボタンによる起動:
シャープのエアコンには、本体に「応急運転ボタン」が搭載されています。取扱説明書を参照し、応急運転ボタンを押してみてください。一時的にエアコンを使うことができる可能性があります。
応急運転ボタンでエアコンが動いた場合は、エアコンの基本機能に不具合はないことが確認できます。
点検や修理を検討する場合
点検や修理が必要な場合は、以下のいずれかの方法で相談しましょう。
- ご購入店:
エアコンを購入したお店に修理を依頼するのが一番手軽です。 - メーカーサポート:
メーカーに直接相談したい場合は、電話、FAX、またはWEBから問い合わせましょう。
シャープお客様ご相談窓口への連絡方法
- 電話:0120-078-178 / 0570-550-449
- FAX:06-6792-5993
- 受付時間:(年末年始除く)
月曜日~土曜日:午前9時~午後6時
日曜日・祝日:午前9時~午後5時 - WEB修理受付:https://jp.sharp/support/inq_echo_wg.html
- エアコン修理業者:
専門業者に依頼する場合は、複数の業者から見積もりを取って比較検討すると良いでしょう。
修理依頼の際には、以下の情報があるとスムーズです。
- エアコンの型番
- 故障状況の詳細
- 保証の有無
- ご連絡先
買い替えを検討すべきかどうか
AY-B56DX-Wは2012年モデルとのことですので、既に10年以上経過しています。エアコンの寿命は一般的に10~15年程度ですので、買い替えを検討する時期に来ていると言えます。
2012年モデルであれば部品在庫が見つかる可能性もありますので、修理ができるかどうかは部品在庫次第でしょう。ただし、修理後に別の部品が寿命で壊れてしまう可能性も十分にありますので、注意が必要です。
今回ご相談いただいたエアコンは能力の大きなタイプですので、使用頻度が高い場所に取り付けられているのではないかと思います。故障した時に困る場所に取り付けられているのであれば、買い替えた方が安心でしょう。
注意点
- エアコンの修理や点検は、感電や怪我の恐れがありますので、必ず専門業者に依頼してください。
- ご自身でエアコンを分解したり、修理を試みたりしないでください。
最後に
エアコンの故障は、快適な生活を妨げるだけでなく、熱中症のリスクを高める可能性もあります。早めの対処をおすすめします。
上記の情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。何かご不明な点があれば、またお気軽にお問い合わせください。
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
>>業者の違いが知りたい方はこちら
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