「日立エアコンのタイマーランプが9回点滅して止まってしまう…」 そんな経験はありませんか? 実は、よくあるトラブルなんです。
先日、当サイトの「無料相談窓口」にも、同じようなお悩みが寄せられました。
- 件名;
シロクマくん 途中でとまる - 内容;
冷房運転中にエラーサインが出て途中で止まります。
タイマーランプ9回点滅のため、日立に修理を依頼したんですが最短で9日後といわれました。
それまでなんとか冷房をうごかしたいので例えばサーミスタを外して運転させることは可能でしょうか?
ご教示願います。
今回は、このご相談内容を元に、日立エアコンのランプが点滅して動かない原因と、その対処法について、エアコンのプロ「taichan」が詳しく解説していきます。
同じような悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の監修者
「taichan(たいちゃん)」
エアコンの故障診断のエキスパート、taichanです。大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を活かしたセカンドオピニオンを無料相談Q&A(空調テック)で提供中。電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など、多数の資格を保有。
taichanからの回答
エアコンの故障でお困りの中、一刻も早く涼みたいお気持ち、よく分かります。タイマーランプ9回点滅は、サーミスタ異常、もしくは基盤故障の可能性がありますね。
サーミスタを外しても動かない!
残念ながら、サーミスタを外すだけではエアコンは動きません。サーミスタが外されていることを検知し、安全のために運転を停止する仕組みになっているからです。かえって状況が悪化することもありますので、絶対に試さないでください。安全第一!自己修理は避け、プロに任せましょう。
エアコンの修理は、専門知識と経験、技術を持った修理業者に依頼することが大切です。ご自身での修理・改造は、感電やケガ、さらなる故障につながる可能性があり、大変危険です。
エアコン修理まで待てない!最短で涼しくなる方法とは?
とはいっても、エアコンが故障して修理まで9日間もかかるなんて、困ってしまいますよね。そんな時は、修理ではなく買い替えを検討するのも一つの手です。
- 買い替えの方が早いことも:
エアコンは修理よりも買い替えに対応できる業者が多く、修理に時間がかかる時期でも、買い替えならすぐに対応してもらえることがあります。 - 近くの業者を比較:
お近くの家電量販店や電気屋さんをいくつか回り、エアコンの在庫状況や取り付けのスケジュールを確認してみましょう。意外と早く対応してくれる業者が見つかるかもしれません。
特に、エアコンを10年近く使っている場合は、この機会に買い替えを検討するのもおすすめです。
新しいエアコンは省エネ性能も高く、電気代の節約にも繋がります。
エアコン修理を待つ場合の暑さ対策
エアコンを修理する場合は、まだかなり時間がかかりますね。少しでも快適に過ごせるよう、以下のアイテムや工夫を取り入れてみましょう。
おすすめアイテム
- 空調服
ファンを搭載し、服の中に風を送ることで涼しく快適に過ごせるアイテムです。屋外での作業やレジャーに最適です。 - スポットエアコン
特定の場所をピンポイントで冷やせるエアコンです。コンセントを挿せばすぐに使えるので、修理までの間、レンタルするというのも一つの手です。 - 冷感タオル、保冷剤、冷却スプレー
手軽に使える冷却グッズで、外出時や就寝時にも便利です。 - 扇風機、ひんやりマット、遮熱カーテン
室内の温度を下げる、または体感温度を下げるのに役立つアイテムです。
その他
- 涼しい場所へ移動:
図書館やショッピングモールなど、涼しい場所に一時的に避難するのも良いでしょう。 - 水分補給:
こまめな水分補給を忘れずに行い、熱中症予防に努めましょう。 - 窓を開けて換気:
朝晩など、比較的涼しい時間帯に窓を開けて換気し、室内の熱気を逃がしましょう。 - カーテンやブラインド:
日差しが強い時間帯は、カーテンやブラインドを閉めて、室温上昇を抑えましょう。 - シャワーを浴びる:
冷たいシャワーを浴びることで、一時的に体温を下げることができます。
ピンチをチャンスに!エアコンが壊れた時の対策を整えていく
今回のエアコンの故障は、確かに大変な事態ですが、今後への備えを考える良い機会でもあります。以下の対策を検討し、いざという時に慌てずに済むように準備しておきましょう。
- エアコンの複数台設置:
エアコン1台ですべての冷暖房をまかなうという方針ではなく、寝室やリビングなど、主要な部屋にもエアコンを設置していくことをおすすめします。エアコンが複数台設置されていれば、1台が故障しても他のエアコンでしのぐことができます。 - 代替品の準備:
故障時の備えとして、エアコンの代わりとして使えるものを準備していきましょう。例えば、除湿機を購入する場合はスポットエアコンとして使えるタイプにしておけば、夏場にエアコンが壊れた時も安心です。冬場の対策は比較的簡単ですので、夏場にエアコンが壊れたときを想定して検討しておきましょう。
- 10年ごとの買い替え:
エアコンの故障は一般的に10年を超えてくると多くなってきます。10年を目安に計画的に買い替えていくことで、故障のリスクを少しでも減らすことができます。 - 定期的なメンテナンス:
エアコンのフィルター清掃や、室外機まわりの片付けなど、定期的にメンテナンスを行い、エアコンに負荷をかけない使い方を心がけることで、エアコンの寿命を伸ばすことができます。
エアコンは私たちの生活に欠かせない家電ですが、安全に正しく使用することが大切です。少しでも快適に過ごせるよう、焦らず、工夫しながら修理の日を待ちましょう。お困りの際は、またいつでもお気軽にご相談ください。
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
>>業者の違いが知りたい方はこちら
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- エアコンの不具合の原因を特定し、最適な解決策を提案します。
- 修理が必要な場合でも、ご自身にぴったりの修理業者を見つけることができます。
- さらに、エアコンの寿命を診断し、買い替え時期の目安を知ることができます。
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