富士通エアコン(ノクリア)の運転ランプ(緑)やタイマーランプ(オレンジ)が点滅する場合は要注意!それは故障のサインかも!ランプ点滅の原因と対処法について、リセット方法からエラーコードの読み取り方までエアコンのプロtaichanが詳しく解説します!
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エアコンのプロが答える!お悩み相談室【ランプ点滅】- 無料相談事例公開 –
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▶ステップ1:ランプの点滅状態
富士通製エアコンのランプが点滅している場合の故障診断を行います。
点滅しているランプはどれですか?
運転ランプやタイマーランプが点滅する原因
運転ランプやタイマーランプが点滅する原因としては、以下の3点が考えられます。
- 停電のお知らせ
- 試運転のお知らせ
- エアコン内部のエラー
停電や試運転のお知らせの場合の点滅パターンは以下の通りです。
運転ランプ | タイマーランプ | エラー内容 | 対処法 |
---|---|---|---|
交互点滅 | 交互点滅 | 停電復帰 | 停電やプラグ抜差しで一旦電源が切れた時 |
同時点滅 | 同時点滅 | 試運転表示 | 試運転時 |
上記以外のケースで運転ランプやタイマーランプが点滅している場合、エアコンの内部で何らかのエラーが発生している可能性があります。一時的なエラーのこともありますので、修理を依頼する前に以下で解説する自分でできる対処法を試してみてください。
慌てないで!故障を疑う前に確認すること
エアコンのランプが点滅したら、「故障かな?」と不安になるかもしれません。 しかし、ランプの点滅は、必ずしも故障を意味するわけではないのです。
まずは落ち着いて、以下の5つのポイントを確認してみましょう。
起動準備中ではありませんか?
エアコンをつけた直後は、ランプが点滅していても、単に起動の準備中かもしれません。特に冬場の暖房運転では、温風が出るまで5~10分かかることもあります。
しばらく待って風が出てくれば、故障ではありません。
前面カバーやダストボックスは正しく取り付けられていますか?
前面パネルやルーバー(風向きを変える羽根)がちゃんと取り付けられていないと、エラーコードが表示され、エアコンが動かないことがあります。また、自動フィルターお掃除機能付きエアコンの場合、ダストボックスが正しく取り付けられていないとランプが点滅することがあります。
エアコン掃除の後などは、これらの部分がきちんと取り付けられているか、取扱説明書で確認しましょう。
室外機の保護機能が働いていませんか?(夏場の冷房の場合)
夏場に多いケースですが、室外機が熱くなりすぎると、保護機能が働いて自動停止することがあります。これは、室外機周りの風の流れが悪いことが原因です。室外機の裏側にゴミが付着したり、周りに物が置かれていたりすると、熱がこもってしまいます。
室外機の風通しを良くして、再起動してみましょう。
室内機の保護回路が働いていませんか?(冬場の暖房の場合)
冬場の暖房運転では、室内機に高温高圧の冷媒ガスが流れ込みます。
エアコンフィルターが汚れていると、冷媒ガスの圧力や温度が上がりすぎて、エラー停止することがあります。
フィルターを掃除して再起動してみましょう。
除霜運転中ではありませんか?(冬場の暖房の場合)
冬場の暖房運転では、室外機に霜が付くことがあります。
霜取り運転中は、室内機のファンが停止したり、微風になったりします。また、室外機は動いていても、室外機のファンは停止します。霜取り運転は、数時間ごとに数分間行われます。
しばらくして暖房が再開されれば、故障ではありません。
エアコンのリセット方法
エアコンのランプが点滅して動かない、またはすぐに止まってしまう場合は、エアコン本体のリセットを試してみましょう。
エアコンは、強いノイズを受けたり、ちょっとしたことが原因で誤作動を起こし、動かなくなることがあります。 エアコンが動かない場合は、一度下記の手順で本体をリセットしてみてください。
エアコンのリセットは、リモコンのボタンではなく、電源プラグを抜いて行います。リモコンのリセットボタンは、リモコンの電池交換後などに使用します。
エアコンのリセット手順
【手順1】エアコンの電源を切る
エアコンが動いている場合は、リモコンでエアコンの電源を切りましょう。運転ランプやタイマーランプが点滅して、既にエアコンの動作が停止している場合は、そのまま次のステップに進んでください。
【手順2】室内機の電源コードを抜く
エアコンの電源コードを抜きましょう。
電源プラグが高いところで抜き差ししにくい場合などは、分電盤の中にあるエアコン回路のブレーカーを落としても構いません。
- エアコンのブレーカーは、ラベルに「エアコン」や「AC」と記載されていることが多いです。
- ブレーカーを操作する際は、感電しないよう、乾いた手で操作し、金属部分に触れないように注意してください。
- ブレーカーのマークの意味は「ー」で通電、「◯」で開放(電気を遮断)となっています。
ルームエアコンの場合、電源は室内機側のコンセントのみとなっていますので、ここまで作業ができたらエアコンに流れる電気は遮断できたことになります。
【手順3】5分ほど経過したらに電源を入れ直す
エアコンの電源を落としてから5分ほど経過したら、コンセント(ブレーカー)を挿し入れてください。これでエアコンのリセットは完了です。もう一度エアコンを起動して室外機の動きをチェックしてください。
ルームエアコンの場合、電源コンセントは室内機のところに一箇所しかないため、この操作を行うことで、室内機だけではなく室外機の方も同時にリセットすることができます。
応急運転ボタンによる動作確認方法
エアコン本体に問題がないかを確認するために、「応急運転ボタン」を押してみましょう。
応急運転ボタンは、エアコン本体にある、通常は小さくて目立たないボタンで、リモコンを使わずにエアコンを起動できる機能です。
応急運転スイッチの使い方
ルームエアコンには「応急運転スイッチ」というものが室内機本体の下側や前面パネルを開いたところについていて、この応急運転スイッチを使えば、リモコンを使わずにエアコンを起動する事ができます。
- 取扱説明書をよく読み、応急運転ボタンの位置を確認します。
- ボタンが小さい穴に隠れている場合は、細い棒などを使って押します。
- 応急運転ボタンを押すと、エアコンが起動します。起動する運転モードや設定温度は、メーカーや機種によって異なります。
応急運転後の確認
エアコンの応急運転を行った後、以下の点を確認してください。
- 室外機が動き出したか
- エアコンから冷たい風/暖かい風が出てくるようになったか
この応急運転スイッチでエアコンを起動しても、エアコンがちゃんと動かない、またはランプが点滅して止まってしまう場合、エアコンに何らかの不具合が発生している可能性があります。
富士通エアコンのエラーコードの読み取り方と一覧表
富士通のエアコンはエアコン本体に表示される数字や、ランプの点滅状態からエラーコードを読み取ることができます。
エラーコードの確認方法
エアコンに数字が表示されている場合は、その数字がエラーコードを表しています。
例えば、エアコンに「82」と表示されている場合、その数字の十の位は運転ランプの点滅回数(8回)を、一の位はタイマーランプの点滅回数(2回)を表しています。
エラーコード一覧
運転ランプ | タイマーランプ | エラー内容 | 主な原因 |
---|---|---|---|
消灯 | 2~5回点滅 | 室内-室外間の通信異常 | 室外基板・室内基板の故障 接続配線の接続不具合 |
消灯 | 6~8回点滅 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
2回点滅 | 2~3回点滅 | 室内センサー異常 | 室内センサー・室内基板の故障 |
6回点滅 | 消灯 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
3回点滅 | 2~4回点滅 | 室外センサー異常 | 室外センサー・室外基板の故障 |
4回点滅 | 2~8回点滅 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
5回点滅 | 2~7回点滅 | 室外電気部品異常 | 室外電気部品・室外基板の故障 |
6回点滅 | 消灯 | 室外ファンモータ異常 | 室外ファンモータ・室外基板の故障 |
6回点滅 | 2~3回点滅 | 室内ファンモータ異常 | 室内ファンモータ・室内基板の故障 |
4~5回点滅 | 消灯 | サイドファン異常 | サイドファンモータ・室内基板の故障 |
7回点滅 | 2~4回点滅 | ガス/熱交換器関係異常 | ガス不足 冷凍サイクル部品・室外電気部品の故障 |
8回点滅 | 2~6回点滅 | 室外電気部品異常 | 室外電気部品・室外基板の故障 |
上記以外のエラーコードが表示された場合は、直接メーカーに問い合わせましょう。
ランプの点滅パターンからエラーコードを読み取る
富士通のエアコンは、ランプの点滅パターンからエラーコードを読み取ります。
例えば、「◯、◯、◯、◯、◯、ー・・・」(◯;点灯、ー;消灯)の場合、点滅回数は5回となります。
エラーコード一覧
運転ランプ | タイマーランプ | エラー内容 | 主な原因 |
---|---|---|---|
消灯 | 2~5回点滅 | 室内-室外間の通信異常 | 室外基板・室内基板の故障 接続配線の接続不具合 |
消灯 | 6~8回点滅 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
2回点滅 | 2~3回点滅 | 室内センサー異常 | 室内センサー・室内基板の故障 |
6回点滅 | 消灯 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
3回点滅 | 2~4回点滅 | 室外センサー異常 | 室外センサー・室外基板の故障 |
4回点滅 | 2~8回点滅 | 室内電気部品異常 | 室内電気部品・室内基板の故障 |
5回点滅 | 2~7回点滅 | 室外電気部品異常 | 室外電気部品・室外基板の故障 |
6回点滅 | 消灯 | 室外ファンモータ異常 | 室外ファンモータ・室外基板の故障 |
6回点滅 | 2~3回点滅 | 室内ファンモータ異常 | 室内ファンモータ・室内基板の故障 |
4~5回点滅 | 消灯 | サイドファン異常 | サイドファンモータ・室内基板の故障 |
7回点滅 | 2~4回点滅 | ガス/熱交換器関係異常 | ガス不足 冷凍サイクル部品・室外電気部品の故障 |
8回点滅 | 2~6回点滅 | 室外電気部品異常 | 室外電気部品・室外基板の故障 |
上記以外のエラーコードが表示された場合は、直接メーカーに問い合わせましょう。
スマート診断ナビ(使用年数や設置状況などを入力するだけで、簡単に診断できます)で、エアコンが修理できるかチェックしてみよう!
エアコン修理の依頼方法と費用相場
ここまで紹介した方法を試してもエアコンが動かない場合は、故障の可能性が高いでしょう。 その場合は、無理に自分で修理しようとせず、専門業者に依頼することをおすすめします。
- 保証期間内であれば:
保証期間内であれば、購入した販売店に連絡し、修理を依頼しましょう。保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。
- 保証期間外であれば:
保証期間外の場合は、メーカーサポートに連絡し、修理を依頼しましょう。その際、エアコンの型番やランプの点滅状況、エラーコードなどを伝えると、スムーズに修理が進みます。
メーカーサポートに連絡する際は、あらかじめエラーコードを調べておくと、おおよその修理費用が分かります。
エラーコードは、エアコンの故障箇所を特定するための重要な情報です。
電話口でエラーコードを伝えることで、修理費用や修理期間の見積もりをスムーズに行うことができます。
修理費用の相場
修理費用の詳細については以下のページを御覧ください。
>>修理料金について|Panasonic
プロが教える!富士通エアコン点滅のQ&A
- Qエアコンのランプが点滅しているけど、故障ではない場合もあるのですか?
- A
はい、その通りです。運転ランプやタイマーランプ以外のランプの点滅は、故障ではなくお手入れ時期をお知らせするサインであることが多いです。
taichan運転ランプ以外のランプが点滅している場合は、まず取扱説明書を確認し、必要なメンテナンスを行いましょう。
- Qエアコンが全く動かない場合は、どうすればいいですか?
- A
まずは、電源プラグを抜き差ししてみましょう。それでも改善しない場合は、室外機の吹出口や吸い込み口がふさがっていないか確認してください。それでも動かない場合は、故障の可能性が高いので、修理を依頼しましょう。
taichanエアコンが全く動かない場合でも、慌てずにできることから試してみましょう。
まとめ
富士通エアコンの運転ランプやタイマーランプが点滅して動かない場合、エアコン本体に何らかの不具合が発生している可能性があります。一時的なエラーであれば、電源プラグの抜き差しによるリセットなどで解消できるでしょう。
もし、解決しない場合は、修理や買い替えをご検討ください。
- 電話:0120-089-888
- FAX:0120-070-220
- 受付時間:
平日9:00~19:00 (年中無休)
土・日・祝日・年末年始など当社休業日9:00~18:00 (年中無休) - WEB修理受付:https://www.fujitsu-general.com/jp/contact/service.html
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
>>業者の違いが知りたい方はこちら
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- さらに、エアコンの寿命を診断し、買い替え時期の目安を知ることができます。
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大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を持つtaichanが、あなたの疑問やお悩みに丁寧にお答えします。
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