エアコンの異音は、種類によって原因が異なります。『キュルキュル』という音は、ファンやモーターに問題があるサインかもしれません。この記事では、エアコンからキュルキュル音がする時の原因を具体的に解説し、それぞれに合った対処法を紹介します。さらに、異音を未然に防ぐための予防策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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▶ステップ1:状況確認
ダイキン製エアコンの異音に関する故障診断を行います。
ダイキンのエアコンから異音が聞こえるのですね。まずはどこから異音が聞こえてくるのか教えて下さい。
エアコンの「キュルキュル」という音の原因は?
エアコンでよくあるのが室内機や室外機から「キュルキュル」と音がするトラブルです。
原因の多くは送風ファンへの異物の接触やファンモーターのベアリングの劣化となります。
設置から10年を超えたエアコンに多い症状となります。
【原因1】送風ファンへの異物の接触(室内機)
室内機の送風ファンにホコリやゴミ、劣化した内部部品などが付着して、回転する際に「キュルキュル」という音が発生することがあります。
対処法
- エアコンクリーニング
- 送風ファンに付着した異物の除去
【原因2】 ベアリングの劣化(室外機)
室内機や室外機のファンモーターのベアリングが劣化すると、潤滑油が切れて摩擦が生じ、「キュルキュル」という音が発生することがあります。
対処法
- ファンモーターの交換
- エアコンの買い替え(エアコンを10年以上ご使用の場合)
室内機からキュルキュル音がする場合、分解を伴うメンテナンスとなるため、ご自身で対処することは難しいですので、販売店やメーカー、エアコンクリーニング業者などに修理を依頼しましょう。
エアコンからの異音を未然に防ぐ3つの予防策
エアコンからの異音は機器の劣化や不具合で発生する場合もありますが、メンテナンス不足が原因で発生することもあります。
エアコンからの異音を未然に防ぐには、以下の3つの予防策を心がけましょう。
エアコンのフィルターは、2週間~1ヶ月に1回を目安に掃除しましょう。フィルターが目詰まりすると、エアコンの風量が低下し、異音の原因となるだけでなく、冷暖房効率も悪くなります。
掃除方法:
- エアコンの電源を切り、コンセントを抜く。
- フィルターを取り外す。
- 掃除機でホコリを吸い取る。
- 水洗いをする場合は、中性洗剤で優しく洗い、よく乾燥させる。
- フィルターを元に戻す。
ポイント:
- フィルターが破損している場合は、新しいものに交換しましょう。
- フィルター掃除の頻度は、使用環境やエアコンの種類によって異なります。
室外機の周りに物が置かれていると、接触などによる異音の原因となることがあります。また、雑草が伸びて室外機に絡まっていると、ファンの回転を妨げ、異音や故障の原因となることがあります。
ポイント:
- 室外機の周りは、常に30cm以上空間を空けましょう。
- 落ち葉やゴミなどはこまめに取り除きましょう。
- 雑草は定期的に刈り取りましょう。
エアコン内部のカビやホコリは、異音の原因となるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。1~2年に1回を目安に、エアコンクリーニングを行いましょう。
ポイント:
- エアコンクリーニングは、専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
エアコンから「キュルキュル」という異音がする場合は、ファンへの異物の付着やベアリングの劣化が考えられます。異音を放置すると故障に繋がる可能性があるため、早めに対処しましょう。フィルター掃除などの日頃のメンテナンスを心がけ、異音が解消しない場合は、専門業者に点検・修理を依頼してください。
エアコンの異音について点検や修理を依頼する場合、スマホなどで異音を録音しておき、実際にその音を業者の人に聞いてもらえるようにしておくとと話がスムーズに進みますよ。
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
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