「エアコンのリモコン、反応しなくて困ってる…」
そんなあなたも、もう大丈夫!
この記事では、長年エアコンの修理に携わってきたプロの視点から、リモコンが効かない時の原因と解決策を徹底解説します。
複雑な操作や専門知識は一切不要!
誰でも簡単に試せる方法ばかりなので、ぜひ読み進めてみてください。
この記事で分かることはこちら!
エアコンのプロが答える!お悩み相談室【リモコン反応しない】- 無料相談事例公開 –
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▶ステップ1:状況確認
エアコンのリモコンが反応しない場合、まずは今の状態を確認しましょう。以下の選択肢から、当てはまる症状を選んでください。
リモコンが効かない!原因と自分でできる3つのチェックポイント
エアコンのリモコンが効かない場合は、慌てずに、まずは自分で簡単にチェックできるポイントから確認してみましょう。
エアコンのリモコンは、赤外線信号を送信することでエアコン本体を操作します。そのため、リモコンが効かなくなる原因としては、電池切れで信号が送信できない、リモコン自体が故障している、エアコン本体が信号を受信できない、などが考えられます。
考えられる原因
大きく分けて3つの原因が考えられます。
- 電池切れ:
一番よくある原因です。リモコンの電池残量が少なくなると、反応が悪くなったり、全く効かなくなったりします。 - リモコンの故障:
リモコン自体が壊れてしまっている可能性もあります。ボタンが反応しない、液晶画面が映らないなどの症状が見られる場合は、リモコンの故障が疑われます。 - エアコン本体の故障:
リモコンは正常なのにエアコンが反応しない場合は、エアコン本体に問題があるかもしれません。リモコンを受信するセンサーが故障しているなどが考えられます。
まずは3つのポイントをチェック!
- 電池切れをチェック!
新しい電池に交換して、リモコンが動くか確認してみましょう。取扱説明書を参考に電池の種類や、正しい向きで挿入されているかを確認しましょう。 - リモコンをリセット!
電池を抜き、1分間放置するか、リモコンのいずれかのボタンを15秒間長押しします。その後、電池を入れ直して動作を確認しましょう。長時間電池切れの状態が続くと、リモコンが誤作動を起こし、反応しなくなることがあります。リセットすることで改善される場合があります。リセットボタンがある場合は、リセットボタンを押してみましょう。 - リモコンのフタをチェック!
エアコンのリモコンには、フタが付いているタイプがあります。フタがしっかり閉まっていないと、リモコンが正常に動作しないことがあります。フタが開いていないか、破損していないかを確認しましょう。
リモコンが壊れているか、自分でチェックする方法
エアコンのリモコンが効かなくなった時、リモコンが原因なのか、エアコン本体が原因なのか分からなくて困ることはありませんか? そんな時は、以下の方法でリモコンが正常に動作しているか確認してみましょう。
スマホのカメラでチェック
スマホのカメラは、人間の目には見えない赤外線をとらえることができます。リモコンのボタンを押した時に、先端から赤い光がチカチカ点滅するか確認します。
赤外線が出ていないとき
赤外線が出ているとき
赤い光が見えれば、リモコンは正常に動いています。光が見えなければ、リモコンが壊れている可能性が高いです。念のため、全てのボタンで試してみましょう。
ラジオでチェック
ラジオをAMモードにして、何も放送されていない周波数に合わせます。音量を大きめに設定します。リモコンをラジオに近づけてボタンを押します。「ジッ、ジッ、ジッ」や「ガッ、ガッ、ガッ」といった雑音が聞こえれば、リモコンが動いていることを確認することができます。
これらのリモコンの動作確認方法は、リモコンが完全に壊れて動かなくなってしまっていないかを確認するための方法となります。リモコンが動いていても、稀に誤作動を起こして正常に通信ができないこともあります。この場合は、先ほどお話ししたリモコンのリセットを試してみてください。
応急運転ボタンによるエアコン本体の動作確認方法
エアコン本体に問題がないかを確認するために、「応急運転ボタン」を押してみましょう。
応急運転ボタンは、エアコン本体にある、通常は小さくて目立たないボタンで、リモコンを使わずにエアコンを起動できる機能です。
応急運転スイッチの使い方
ルームエアコンには「応急運転スイッチ」というものが室内機本体の下側や前面パネルを開いたところについていて、この応急運転スイッチを使えば、リモコンを使わずにエアコンを起動する事ができます。
この応急運転スイッチでエアコンを強制起動した結果、ちゃんとエアコンが動いたようであればエアコン本体の基本機能に異常はないということになります。
この場合、リモコン本体が故障しているか、エアコン室内機のリモコン受光部(以下の写真の部品)が故障している可能性が高いでしょう。
応急運転スイッチでエアコンが動かない場合は?
応急運転スイッチを押してもエアコンが動かない場合は、コンセントやエアコン本体に何らかの不具合が発生している可能性があります。
応急運転ボタンでもエアコンがつかない場合は、以下の記事の内容が参考になります。
エアコンのリモコンが反応しない…よくある質問Q&A
- Qエアコンの応急運転ボタン、修理まで使い続けても大丈夫?
- A
基本的には応急運転ボタンを使い続けることはおすすめできません。応急運転はあくまで一時的な使用を想定しており、長期間の使用は故障の悪化、安全性の低下、電気代の増加などのリスクがあります。
修理業者を手配するまでの間の、ごく短期間の使用にとどめ、扇風機や冷風機の活用、涼しい場所への移動なども検討してみてください。
taichanエアコンの故障は、特に夏場は大変ですが、安全かつ快適に過ごせるよう、早めの修理を心がけましょう。
- Qリモコンと本体のどちらが壊れているかを見分ける方法はありませんか?
- A
リモコンと本体のどちらが壊れているかを見分ける方法は、以下の通りです。
- 故障を疑っているリモコンで、正常に動いていることが確認できている同一機種のエアコンを操作してみる。
→動いた場合;リモコンは正常
→動かなかった場合;リモコンが故障 - 正常に動くことが確認できている同一機種のリモコンで、故障を疑っているエアコンを操作してみる。
→動いた場合;エアコンは正常
→動かなかった場合;エアコンが故障
taichan修理業者はリモコンのストックなど持っていますので、このような方法で確定診断をしていきます。
- 故障を疑っているリモコンで、正常に動いていることが確認できている同一機種のエアコンを操作してみる。
リモコンが壊れた場合の2つの対処法
リモコンが故障している場合は、2つの選択肢があります。
- メリット:使い慣れた操作性、全ての機能が使える
- デメリット:価格が高い場合がある、入手が難しい場合がある(特に古い機種)
- 購入場所:
- 家電量販店(例:ヤマダ電機、ビックカメラ)
- インターネット通販(例:Amazon、楽天市場)
- オークションサイト(例:ヤフオク!)
- フリマサイト(例:メルカリ)
- 費用:新品は3,000~6,000円程度、中古品は1,000~3,000円。
新品だけではなく、中古品も販売されていますので、「型番、中古」などのキーワードでも探してみましょう。ちなみに、リモコンの型番はリモコンの裏側などに表示されています。
- メリット:安価、入手しやすい、複数のエアコンに対応可能
- デメリット:全ての機能が使えない場合がある、操作に慣れる必要がある
- 購入場所:
- 家電量販店(例:ヤマダ電機、ビックカメラ)
- インターネット通販(例:Amazon、楽天市場)
- 費用:1,000~3,000円程度
どちらのリモコンを選ぶか迷う場合は、家電量販店の店員さんに相談してみるのも良いでしょう。
家電量販店の店員さんに相談する際のポイント
- エアコンのメーカー名と型番を伝える
- 使用したい機能を伝える
- 予算を伝える
まとめ
エアコンのリモコンが効かない場合は、まず電池切れ、リモコンの誤作動、フタの不具合を確認しましょう。それでも解決しない場合は、スマホのカメラやラジオでリモコンの故障をチェックし、必要に応じて交換の検討が必要です。エアコン本体の故障が疑われる場合は、応急運転スイッチで動作確認を行い、エラー表示やランプの点滅にも注意しましょう。
自分で解決できない場合は、専門家に相談することも大切です。
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エアコンのトラブル、もう悩まない!解決への3ステップ
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか?
慌てずに、これからご説明する3つのステップに従って、ひとつずつ問題を解決していきましょう。
ステップ1:状況確認と原因特定
不具合の具体的な症状(例:冷えない、異音がする、水漏れするなど)を把握しましょう。そして、エアコンの不調の原因を探ります。取扱説明書を確認したり、簡単なセルフチェックを試してみることで、自分で解決できることもあります。
エアコンの調子が悪いときは、まずこちらで不具合内容をチェック!
>> エアコンの不具合診断(スマート診断ナビ)はこちら
ステップ2:修理の可否
エアコンの使用年数から、エアコンの修理が可能かどうかを判断します。保証や修理費用確認費用などを調べましょう。
修理を依頼する前に、まずは修理が可能かどうかを確認することができます。
>>修理はできる?診断したい方はこちら
ステップ3:業者選び
修理または買い替えを依頼する業者を選びます。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。 費用やサービス内容を比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
信頼できる業者を見つけるためのヒントはこちら
>>業者の違いが知りたい方はこちら
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大学院でヒートポンプを研究し、特許も取得。大手電機メーカーで培った知識と15年以上の現場経験を持つtaichanが、あなたの疑問やお悩みに丁寧にお答えします。
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