日立エアコン(白くまくん)のランプが点滅して困っていませんか? 原因と対処法をわかりやすく解説!運転ランプ、タイマーランプなど様々なケースについて、リセット方法からエラーコードの読み取り方までエアコンのプロtaichanが詳しく解説します!
この記事でわかることはこちら!
エアコンのプロが答える!お悩み相談室【ランプ点滅】- 無料相談事例公開 –
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▶ステップ1:ランプの点滅状態
日立製エアコンのランプが点滅している場合の故障診断を行います。
点滅しているランプはどれですか?
日立エアコンのランプが点滅する意味とは?
日立のエアコンでは、以下のランプの点滅は故障ではなく、お掃除などのお知らせを表しています。
ランプの種類 | 点滅理由 | 対処法 |
---|---|---|
運転ランプ | 冬場の暖房運転中や、室外機の霜取り運転中に点滅します。自動で暖房運転が復帰しますが、復帰まで20分ほどかかる場合があります。 | そのままお待ちください。 |
クリーンランプ | エアコンのフィルターやホコリキャッチャー、パネルなどが正しく取り付けられていない場合に点滅します。 | 上記内容を確認し、エアコンを再起動してください。 |
ミスト空清ランプ | イオンミスト装置にホコリなどの汚れが付着した場合に点滅します。 | 説明書を参考に清掃し、エアコンを再起動してください。 |
洗浄ランプ | フィルター掃除機能や室内凍結洗浄機能が動作しない場合に点滅します。(上記機能の前回動作から一定時間が経過していない場合などに点滅することがあります) | しばらくお待ちいただくか、説明書をご確認ください。 |
これらのランプが点滅した場合は、上記の表や取扱説明書を参考に、該当箇所を手直しし、エアコンを再起動することで点滅が解除されます。
日立エアコンの場合、タイマーランプや除湿ランプ、みはりランプ、ミスト空清ランプ以外のランプ点滅は故障ではなくお知らせとなります。落ち着いて対処すれば、自分で解決できるケースがほとんどです。もし不安な場合は、メーカーのサポートセンターに問い合わせてみましょう。
故障かもしれない4つのランプ点滅のパターン
日立製エアコン場合、タイマーランプ、除湿ランプ、みはりランプ、ミスト空清ランプの点滅は、エアコンが何らかの不具合を検知している可能性が高いです。
ランプ点滅の意味と対処法は以下の通りです。
日立製エアコンでは、タイマーランプの点滅は、室内機または室外機のいずれかで異常が発生していることを示します。タイマーランプの点滅回数によってエラーの内容が異なります。以下の表を参考に、エラーの原因を確認してください。
点滅回数 | 不具合内容 | 処置及び交換部品 |
---|---|---|
1回 | 四方弁(冷暖切替バルブ)の不具合を検知。室外基盤、冷却回路の電磁弁コイル類、サーミスタ(温度検知部品)なども要確認。 | 不良箇所に応じて部品交換(室外基盤、コイル、サーミスタなど)または冷媒回路を修理。 |
2回 | 強制冷房運転中を示す。応急運転ボタンによる電源OFF、または電源抜き挿しによる本体リセットで改善しなければ、室内基盤不良の可能性あり。 | 不良の場合は室内基盤を交換。 |
3回 | 室内外通信の異常。端子台(温度フューズ)、室内基盤、モーター、掃除ユニットなどの不具合の可能性あり。 | ケーブル接続などを確認。不具合内容に応じて端子台、Fケーブル、室内基盤などを交換。 |
4回 | 室外機(室外基盤、圧縮機、室外ファンモーターなど)の不具合の可能性あり。 | 不良箇所に応じて部品交換(室外基盤、コイル、サーミスタなど)または冷媒回路を修理。 |
5回 | 室外基盤(パワーリレー接点溶着など)の不具合、または室内機DCファンモーター異常の可能性あり。 | 室内制御基板を交換。 |
9回 | 室内温度センサー(サーミスタ)、または室内基盤の不具合の可能性あり。 | コネクタ接続確認後、サーミスタ(室温、熱交温度センサー)を交換。 |
10回 | 室内基盤、室内ファンモーターの不具合(回転異常、過電流など)の可能性あり。 | 室内ファンモーターの回転チェックやコネクタ接続確認後、ファンモータを交換。 |
11回 | 室内基盤、またはイオンユニットなどに不具合の可能性あり。 | コネクタ接続確認後、室内基盤やイオンユニットを交換。 |
12回 | 室内外基盤や室内ファンモーターに関する通信関連の不具合の可能性あり。 | Fケーブル確認後、不具合に応じて各種部品を交換または冷媒回路を修理。 |
13回 | 室内基盤に不具合(データ読み取り異常)の可能性あり。 | 室内制御基板を交換。 |
21回 | 室内外基盤に不具合または、他の家電製品による通信障害の可能性あり。 | 動作を邪魔する家電製品を特定し対策。基盤故障の場合は交換修理。 |
日立製エアコンでは、除湿ランプや見張りランプは、主に室外機で異常が発生した場合に点滅します。具体的なエラー内容は、ランプの点滅回数で判断できます。以下の表を参考に、エラーの原因を確認してください。
タイマーランプ(見張りランプ)点滅回数 | 不具合内容 | 対処法 |
---|---|---|
2回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(ピーク電流カット)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
3回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(低速回転)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
4回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(切替失敗)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
5回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(過負荷下限カット)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
6回 | 室外基盤、コンプレッサー、サーミスタに異常(OH温度上昇異常)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避けることで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤、コンプレッサー、またはサーミスタの交換が必要となる場合があります。 |
7回 | 室外温度センサー(サーミスタ)の不具合の可能性あり。 | 室外温度センサー(サーミスタ)の交換が必要となる場合があります。 |
8回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(増速不良)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
9回 | 室外基盤に不具合(通信エラー)の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
12回 | 室外基盤または室外ファンモーターに不具合(室外ファンロック)の可能性あり。 | 室外ファンモーターの交換や、室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
13回 | 室外基盤に不具合(データ読み取り異常)の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
14回 | 室外基盤に不具合の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
15回 | 室外基盤に不具合の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
エアコンのイオンミスト発生装置にほこりなどが付着していることをお知らせしています。
故障ではありませんので、落ち着いて、以下の手順でお手入れしましょう。
イオンミストユニットが動作しない場合でも、エアコンの他の機能には影響がありません。
1. お手入れ方法を確認する
まずは、お手入れ方法を確認しましょう。イオンミストのお手入れ方法はは機種によって異なりますので、お使いのエアコンの取扱説明書をご確認ください。
取扱説明書がない場合は、以下のサイトからダウンロードできます。
2. お手入れする
取扱説明書の指示に従ってイオンミスト発生装置をお手入れしてください。
エアコンにおけるイオンミストとは、エアコン内部で生成される微細な水滴のことを指します。具体的には、エアコンの室内機が取り込んだ空気中の水分に高電圧をかけることで、直径20~50ナノメートルという非常に小さな水滴を作り出します。
このイオンミストは、エアコンの運転モードによって異なる効果を発揮します。暖房時には、肌や髪の毛にうるおいを与える効果があり、乾燥しがちな冬場でも快適に過ごせます。一方、冷房時には、肌や髪の毛への効果に加えて、空気中の細菌やニオイを除去する効果も期待できます。
このように、イオンミストはエアコンの快適性を高めるだけでなく、衛生面にも配慮した機能として注目されています。
お手入れ後もランプが点滅する場合は、故障の可能性があります。
慌てないで!故障を疑う前に確認すること
エアコンのランプが点滅したら、「故障かな?」と不安になるかもしれません。 しかし、ランプの点滅は、必ずしも故障を意味するわけではないのです。
まずは落ち着いて、以下の5つのポイントを確認してみましょう。
起動準備中ではありませんか?
エアコンをつけた直後は、ランプが点滅していても、単に起動の準備中かもしれません。特に冬場の暖房運転では、温風が出るまで5~10分かかることもあります。
しばらく待って風が出てくれば、故障ではありません。
前面カバーやダストボックスは正しく取り付けられていますか?
前面パネルやルーバー(風向きを変える羽根)がちゃんと取り付けられていないと、エラーコードが表示され、エアコンが動かないことがあります。また、自動フィルターお掃除機能付きエアコンの場合、ダストボックスが正しく取り付けられていないとランプが点滅することがあります。
エアコン掃除の後などは、これらの部分がきちんと取り付けられているか、取扱説明書で確認しましょう。
室外機の保護機能が働いていませんか?(夏場の冷房の場合)
夏場に多いケースですが、室外機が熱くなりすぎると、保護機能が働いて自動停止することがあります。これは、室外機周りの風の流れが悪いことが原因です。室外機の裏側にゴミが付着したり、周りに物が置かれていたりすると、熱がこもってしまいます。
室外機の風通しを良くして、再起動してみましょう。
室内機の保護回路が働いていませんか?(冬場の暖房の場合)
冬場の暖房運転では、室内機に高温高圧の冷媒ガスが流れ込みます。
エアコンフィルターが汚れていると、冷媒ガスの圧力や温度が上がりすぎて、エラー停止することがあります。
フィルターを掃除して再起動してみましょう。
除霜運転中ではありませんか?(冬場の暖房の場合)
冬場の暖房運転では、室外機に霜が付くことがあります。
霜取り運転中は、室内機のファンが停止したり、微風になったりします。また、室外機は動いていても、室外機のファンは停止します。霜取り運転は、数時間ごとに数分間行われます。
しばらくして暖房が再開されれば、故障ではありません。
エアコンのリセット方法
エアコンのランプが点滅して動かない、またはすぐに止まってしまう場合は、エアコン本体のリセットを試してみましょう。
エアコンは、強いノイズを受けたり、ちょっとしたことが原因で誤作動を起こし、動かなくなることがあります。 エアコンが動かない場合は、一度下記の手順で本体をリセットしてみてください。
エアコンのリセットは、リモコンのボタンではなく、電源プラグを抜いて行います。リモコンのリセットボタンは、リモコンの電池交換後などに使用します。
エアコンのリセット手順
【手順1】エアコンの電源を切る
エアコンが動いている場合は、リモコンでエアコンの電源を切りましょう。運転ランプやタイマーランプが点滅して、既にエアコンの動作が停止している場合は、そのまま次のステップに進んでください。
【手順2】室内機の電源コードを抜く
エアコンの電源コードを抜きましょう。
電源プラグが高いところで抜き差ししにくい場合などは、分電盤の中にあるエアコン回路のブレーカーを落としても構いません。
- エアコンのブレーカーは、ラベルに「エアコン」や「AC」と記載されていることが多いです。
- ブレーカーを操作する際は、感電しないよう、乾いた手で操作し、金属部分に触れないように注意してください。
- ブレーカーのマークの意味は「ー」で通電、「◯」で開放(電気を遮断)となっています。
ルームエアコンの場合、電源は室内機側のコンセントのみとなっていますので、ここまで作業ができたらエアコンに流れる電気は遮断できたことになります。
【手順3】5分ほど経過したらに電源を入れ直す
エアコンの電源を落としてから5分ほど経過したら、コンセント(ブレーカー)を挿し入れてください。これでエアコンのリセットは完了です。もう一度エアコンを起動して室外機の動きをチェックしてください。
ルームエアコンの場合、電源コンセントは室内機のところに一箇所しかないため、この操作を行うことで、室内機だけではなく室外機の方も同時にリセットすることができます。
応急運転ボタンによる動作確認方法
エアコン本体に問題がないかを確認するために、「応急運転ボタン」を押してみましょう。
応急運転ボタンは、エアコン本体にある、通常は小さくて目立たないボタンで、リモコンを使わずにエアコンを起動できる機能です。
応急運転スイッチの使い方
ルームエアコンには「応急運転スイッチ」というものが室内機本体の下側や前面パネルを開いたところについていて、この応急運転スイッチを使えば、リモコンを使わずにエアコンを起動する事ができます。
- 取扱説明書をよく読み、応急運転ボタンの位置を確認します。
- ボタンが小さい穴に隠れている場合は、細い棒などを使って押します。
- 応急運転ボタンを押すと、エアコンが起動します。起動する運転モードや設定温度は、メーカーや機種によって異なります。
応急運転後の確認
エアコンの応急運転を行った後、以下の点を確認してください。
- 室外機が動き出したか
- エアコンから冷たい風/暖かい風が出てくるようになったか
この応急運転スイッチでエアコンを起動しても、エアコンがちゃんと動かない、またはランプが点滅して止まってしまう場合、エアコンに何らかの不具合が発生している可能性があります。
日立エアコンのエラーコード読取方法と一覧表
日立エアコンの場合、エアコンが止まってしまった原因を示すエラーコードは、点滅しているランプの種類と点滅回数から読み取ることができます。
エラーコードの一覧表は以下の通りです。
タイマーランプが点滅している場合
タイマーランプが点滅している場合、主にエアコン本体(室内機、または室外機)で異常が発生いることを示しています。具体的なエラー内容は、以下の内容を確認してください。
点滅回数 | 不具合内容 | 処置及び交換部品 |
---|---|---|
1回 | 四方弁(冷暖切替バルブ)の不具合を検知。室外基盤、冷却回路の電磁弁コイル類、サーミスタ(温度検知部品)なども要確認。 | 不良箇所に応じて部品交換(室外基盤、コイル、サーミスタなど)または冷媒回路を修理。 |
2回 | 強制冷房運転中を示す。応急運転ボタンによる電源OFF、または電源抜き挿しによる本体リセットで改善しなければ、室内基盤不良の可能性あり。 | 不良の場合は室内基盤を交換。 |
3回 | 室内外通信の異常。端子台(温度フューズ)、室内基盤、モーター、掃除ユニットなどの不具合の可能性あり。 | ケーブル接続などを確認。不具合内容に応じて端子台、Fケーブル、室内基盤などを交換。 |
4回 | 室外機(室外基盤、圧縮機、室外ファンモーターなど)の不具合の可能性あり。 | 不良箇所に応じて部品交換(室外基盤、コイル、サーミスタなど)または冷媒回路を修理。 |
5回 | 室外基盤(パワーリレー接点溶着など)の不具合、または室内機DCファンモーター異常の可能性あり。 | 室内制御基板を交換。 |
9回 | 室内温度センサー(サーミスタ)、または室内基盤の不具合の可能性あり。 | コネクタ接続確認後、サーミスタ(室温、熱交温度センサー)を交換。 |
10回 | 室内基盤、室内ファンモーターの不具合(回転異常、過電流など)の可能性あり。 | 室内ファンモーターの回転チェックやコネクタ接続確認後、ファンモータを交換。 |
11回 | 室内基盤、またはイオンユニットなどに不具合の可能性あり。 | コネクタ接続確認後、室内基盤やイオンユニットを交換。 |
12回 | 室内外基盤や室内ファンモーターに関する通信関連の不具合の可能性あり。 | Fケーブル確認後、不具合に応じて各種部品を交換または冷媒回路を修理。 |
13回 | 室内基盤に不具合(データ読み取り異常)の可能性あり。 | 室内制御基板を交換。 |
21回 | 室内外基盤に不具合または、他の家電製品による通信障害の可能性あり。 | 動作を邪魔する家電製品を特定し対策。基盤故障の場合は交換修理。 |
除湿ランプ、またはみはりランプが点滅している場合
除湿ランプや見張りランプが点滅している場合、主に室外機で異常が発生いることを示しています。具体的なエラー内容は、以下の内容を確認してください。
タイマーランプ(見張りランプ)点滅回数 | 不具合内容 | 対処法 |
---|---|---|
2回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(ピーク電流カット)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
3回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(低速回転)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
4回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(切替失敗)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
5回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(過負荷下限カット)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
6回 | 室外基盤、コンプレッサー、サーミスタに異常(OH温度上昇異常)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避けることで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤、コンプレッサー、またはサーミスタの交換が必要となる場合があります。 |
7回 | 室外温度センサー(サーミスタ)の不具合の可能性あり。 | 室外温度センサー(サーミスタ)の交換が必要となる場合があります。 |
8回 | 室外基盤またはコンプレッサーに異常(増速不良)が発生した可能性あり。 | 室外機の風通しをよくする、直射日光を避ける、室内外機のフィルター清掃やエアコンクリーニングを行うことで改善する可能性があります。改善しない場合は、室外基盤またはコンプレッサーの交換が必要となる場合があります。 |
9回 | 室外基盤に不具合(通信エラー)の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
12回 | 室外基盤または室外ファンモーターに不具合(室外ファンロック)の可能性あり。 | 室外ファンモーターの交換や、室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
13回 | 室外基盤に不具合(データ読み取り異常)の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
14回 | 室外基盤に不具合の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
15回 | 室外基盤に不具合の可能性あり。 | 室外基盤の交換が必要となる場合があります。 |
スマート診断ナビ(使用年数や設置状況などを入力するだけで、簡単に診断できます)で、エアコンが修理できるかチェックしてみよう!
エアコン修理の依頼方法と費用相場
ここまで紹介した方法を試してもエアコンが動かない場合は、故障の可能性が高いでしょう。 その場合は、無理に自分で修理しようとせず、専門業者に依頼することをおすすめします。
- 保証期間内であれば:
保証期間内であれば、購入した販売店に連絡し、修理を依頼しましょう。保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。
- 保証期間外であれば:
保証期間外の場合は、メーカーサポートに連絡し、修理を依頼しましょう。その際、エアコンの型番やランプの点滅状況、エラーコードなどを伝えると、スムーズに修理が進みます。
メーカーサポートに連絡する際は、あらかじめエラーコードを調べておくと、おおよその修理費用が分かります。
エラーコードは、エアコンの故障箇所を特定するための重要な情報です。
電話口でエラーコードを伝えることで、修理費用や修理期間の見積もりをスムーズに行うことができます。
修理費用の相場
※2020年9月時点
室外機制御基板 | 13,500~33,500円 |
冷媒ガスチャージ | 28,500~30,500円 |
室内機マイコン | 13,500~33,500円 |
室内機ファンモーター | 18,500円~28,500円 |
冷媒回路 | 38,500円~84,500円 |
リモコン | 13,000円前後 |
※修理費用(技術料、部品代、出張料含む)は税抜、目安です。
※修理時間は故障の程度やスタッフの熟練度によって変わっってきます。場合によっては、エアコンを取外して持ち帰っての修理が必要な場合もあります。
※修理費用の詳細については以下のページを御覧ください。
>>修理料金の目安一覧表|HITACHI
プロが教える!日立エアコン点滅のQ&A
- Qエアコンのランプが点滅しているけど、故障ではない場合もあるのですか?
- A
はい、その通りです。タイマーランプや除湿ランプ、みはりランプ以外のランプの点滅は、故障ではなく運転状態を知らせるサインであることが多いです。
taichanランプが点滅している場合は、まず取扱説明書を確認し、必要なメンテナンスを行いましょう。
- Qエアコンが全く動かない場合は、どうすればいいですか?
- A
まずは、電源プラグを抜き差ししてみましょう。それでも改善しない場合は、室外機の吹出口や吸い込み口がふさがっていないか確認してください。それでも動かない場合は、故障の可能性が高いので、修理を依頼しましょう。
taichanエアコンが全く動かない場合でも、慌てずにできることから試してみましょう。
まとめ
日立エアコンのランプ点滅は、故障のサインとは限りません。運転状況をお知らせするサインの場合もあります。この記事では、ランプ点滅の様々なパターン、その原因と対処法、そして故障かな?と思った時の確認事項をまとめました。
自分でできる対処法としては、電源プラグの抜き差し、室外機の確認、取扱説明書の確認があります。スマート診断ナビを活用すれば、エアコンのトラブル原因を簡単に特定し、解決策を見つけることができます。
これらの情報をもとに、エアコンのトラブル解決にお役立てください。
もし、解決しない場合は、日立の修理窓口に連絡しましょう。
- 電話:0120-3121-68 / 0570-0031-68
- FAX:0570-2006-57
- 受付時間:
9:00~18:00(月~土)
9:00~17:00(日・祝日、年末年始) - 取扱説明書:https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/raj/item/index.html
- WEB修理受付:https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/ra/toiawase.html
エアコンのプロが答える!お悩み相談室【ランプ点滅】- 無料相談事例公開 –
エアコン、もしかして故障…? そんな時は焦らずこの【5ステップ】!
~故障原因・修理可否を解説~
エアコンの調子が悪いと感じたら、まずは落ち着いて状況を把握しましょう。
電源が入らない、ランプが点滅する、異音がする、冷風が出ない、水が漏れる…など、具体的な症状は何でしょうか? 慌てずに、これからご説明する5つのステップに従って、一つずつ問題を解決していきましょう。
大手電機メーカーで培った知識と15年以上の経験を持つ、エアコンの故障診断のエキスパート、taichanが、あなたのエアコンのトラブル解決をサポートします。
ステップ1:状況確認 - どんな症状が出ているか把握しよう!
まずは、エアコンが完全に故障しているのか、それとも一時的な不具合なのかを確認しましょう。
具体的な症状を把握することが重要です。「冷えない」「異音がする」「水漏れする」「ランプが点滅している」など、どのような症状が出ているかを具体的に確認しましょう。
エアコンの型番や購入時期、保証期間なども確認しておくと、後のステップで役立ちます。 修理費用の概算額を把握するために、メーカーのお客様サポートに問い合わせてみましょう。
【メーカー別】お客様サポートの連絡先一覧
(↑クリックすると、主要メーカーのサポート窓口連絡先と修理費用相場、故障時の対処法などをまとめたページが開きます)
メーカーのサポート窓口に連絡し、症状を伝えてみましょう。
電話口でおおよその修理費用を教えてもらうことができる場合があります。
なお、ご自身のエアコンの不具合状況を詳しく知りたい方は、こちらの診断ツールを使ってみましょう。
>>エアコンの不具合状況を診断する(スマート診断ナビ)
(↑クリックすると、エアコンの不具合状況を診断できるページが開きます)
ステップ2:修理できる?できない?
エアコンの症状を把握したら、次は修理が可能かどうかを判断しましょう。
- 自分で判断できない場合は、専門家に相談!
エアコンの内部構造は複雑で、素人判断は危険です。メーカーのサポート窓口や信頼できる修理業者に相談し、正確な診断を仰ぎましょう。 - 修理不可の場合も…
エアコン本体の劣化や部品の供給終了など、修理ができないこともあります。また、修理費用が高額となる故障(コンプレッサーの故障など)の場合も、買い替えを検討する必要があります。
スマート診断ナビを使えば、使用年数や設置状況などから修理の可否を診断することができます。
エアコンが修理できるかどうか診断できるツールはこちら
>>エアコンの修理可否を診断する(スマート診断ナビ)
(↑クリックすると、エアコンの修理可否を診断できるページが開きます)
ステップ3:業者選びのポイント! 優良業者を見つけるコツ
修理または買い替えと決めたら、次はどの業者に依頼するか?が重要になります。
修理または買い替えを依頼する業者を選びましょう。 メーカーのサービスセンター、家電量販店、街の電気屋さんなど、様々な選択肢があります。それぞれの業者の特徴を理解した上で、実際に見積もりを取り、費用やサービス内容を比較しながら検討していきましょう。
修理業者を比較する
>>修理業者を比較する
(↑クリックすると、修理業者を比較できるページが開きます)
エアコン修理の流れはこちら
>>エアコン修理の流れを確認する
(↑クリックすると、エアコン修理の流れを確認できるページが開きます)
最適なエアコン選びのポイントをチェック!
>>最適なエアコン選びのポイントをチェック!
(↑クリックすると、最適なエアコン選びのポイントを確認できるページが開きます)
ステップ4:アフターサービス - 保証とメンテナンス
業者を決めたら、アフターサービスについても確認しておきましょう。
修理や買い替え後の保証期間やメンテナンスサービスの内容などを事前に確認しておくことで、安心してエアコンを使用することができます。
延長保証サービスの内容はこちら
>>延長保証サービスの内容を見る
(↑クリックすると、延長保証サービスの内容を確認できるページが開きます)
ステップ5:予防対策 - エアコンを長持ちさせるコツ
最後に、エアコンを長く快適に使うための予防対策について解説します。
エアコンの故障を予防するためには、定期的な清掃やメンテナンスが重要です。 フィルターの掃除や室外機周りの掃除などをこまめに行いましょう。清潔な状態に保ち、エアコンにかかる負担を軽減することで、エアコンの寿命を伸ばすことができます。
自分でできるエアコンメンテナンス方法はこちら
>>自分でできるエアコンメンテナンス方法
(↑クリックすると、自分でできるエアコンメンテナンス方法を確認できるページが開きます)
最後に、エアコンのプロとして、一つだけアドバイスさせてください。
エアコンの調子が悪い時は、誰でも不安になるものです。 この記事で紹介した5つのステップを参考に、落ち着いて行動すれば、きっと快適な生活を取り戻せます。
約10年に一度訪れるエアコンの買い替えは、住環境を改善するチャンスでもあります。 日頃からどのような空気環境を作りたいかを考えておくことも大切です。
いざという時は、信頼できる業者に相談しましょう。 そして、困ったことがあれば、いつでもtaichanにご相談ください。
>>無料相談はこちら