「エアコンの冷えが悪い…もしかしてガス漏れ?」「修理費用はいくらかかるの?」「自分で直せる?」
そんな不安、全て解決します!
ダイキンエアコンのガス漏れ、その原因から修理、予防策まで徹底解説。この記事を読めば、ガス漏れに適切に対処できるだけでなく、安心してエアコンを使い続けるための知識が身につきます。
この記事で学べることはこちら!
- ガス漏れを見つけるには?こんな症状に注意!
- ガス漏れが起こる原因は?
- ガス漏れかな?と思ったらどうすればいいの?
- ガス漏れ修理にかかる期間は?
- ガス漏れを防ぐには?
- プロが教える!ダイキンエアコンのガス漏れに関するQ&A
エアコンのトラブルを解決し、快適な夏を過ごしましょう!
この記事の監修者「taichan」
エアコンの困った解決!15年以上の実績を持つ空調のプロ「taichan」があなたの快適な暮らしをサポートします。大学院でヒートポンプの研究を行い、特許も複数取得。大手電機メーカー勤務後はエアコン取付修理の実務経験も積んでいます。エアコン選び、使い方、故障・トラブル、クリーニング、省エネまで、どんなお悩みにもお答えします。【保有資格】電気主任技術者、電気工事士、冷凍機械責任者など
ガス漏れを見つけるには?こんな症状に注意!
エアコンのガス漏れは、以下のような症状で気づくことができます。
- エアコンの効きが悪い:
冷房にしてもなかなか涼しくならない、暖房にしてもなかなか暖かくならない。
>>【ダイキンエアコン】ぬるい風しか出ない…自分でできる原因と対策をプロが解説! - 運転ランプが点滅する:
ダイキンエアコンの場合、ガス漏れが起きると「U0」というエラーコードが表示されます。
>>【ダイキンエアコン】エラーコード「U0異常」の原因と修理方法 - 水が漏れている:
ガス漏れと同時に水が漏れることもあります。
>>ダイキンエアコンの水漏れを解決!原因別の対処法と予防策を徹底解説 - 異音がする:
ガスが漏れる際に「シュー」という音がする場合があります。
これらの症状に一つでも当てはまる場合は、ガス漏れを疑いましょう。
ガス漏れが起こる原因は?
ガス漏れは、様々な原因で発生します。主な原因は以下の通りです。
- 経年劣化:
エアコンを長年使用していると、部品が劣化し、そこからガスが漏れることがあります。 - 設置時のミス:
エアコンの設置工事が適切に行われなかった場合、配管の接続部分などからガス漏れが起こることがあります。 - 配管の破損:
配管が何かにぶつかったり、劣化したりして破損すると、ガス漏れが起こることがあります。 - 室外機の移動:
室外機を移動させる際に、配管の接続部分がずれてガス漏れが発生することがあります。 - 熱交換器や配管の腐食:
熱交換器が腐食して穴(ピンホール)が開くと、ガス漏れが発生することがあります。
稀なケースですが、エアコン内部の部品である「ストレーナ」や「キャピラリ」が詰まってしまうことでも、ガス漏れと似たような症状が現れることがあります。
ガス漏れかな?と思ったらどうすればいいの?
ガス漏れが疑われる場合は、自分で修理しようとせず、必ず専門の業者に連絡しましょう。冷媒ガスは、専門の知識や技術、道具がないと安全に扱うことができません。自分で無理に修理しようとすると、状況を悪化させたり、怪我をしたりする可能性があります。
自分でできること
ガス漏れが疑われる場合、以下のことを確認してみましょう。
- エラーコードの確認:
ダイキンエアコンの場合、リモコンでエラーコードを確認できます。「U0」というエラーコードが表示された場合は、ガス漏れの可能性が高いです。
>>ダイキンエアコンのエラーコードの調べ方と対処法
- 配管や熱交換器の状態確認:
配管や熱交換器に霜がついていないか確認しましょう。霜がついている場合は、ガス漏れしている可能性があります。(エアコンの運転を開始してから15分ほど経ってから確認しましょう。)
- 水漏れの確認:
エアコンから水漏れがないか確認しましょう。ガス漏れと同時に水漏れが起こることもあります。
>>ダイキンエアコンの水漏れを解決!原因別の対処法と予防策を徹底解説
修理を依頼する
ガス漏れが確認された場合は、以下の業者に修理を依頼することができます。
- ダイキンコンタクトセンター:
ダイキンに直接修理を依頼することができます。
ダイキンコンタクトセンター
- 電話:0120-88-1081
- FAX:0120-07-0881
- 受付時間:24時間(年中無休)
- WEB修理受付:https://www.daikincc.com/acceptnew/ippantop.php
- 購入した家電量販店:
エアコンを購入した家電量販店に修理を依頼することができます。 - 町の修理業者:
エアコン修理を専門に行っている業者に依頼することができます。
修理費用の目安は、15,000円~50,000円程度です。ただし、修理箇所や内容によって費用は大きく異なります。
修理費用は、冷媒ガスの種類や量、漏れ箇所の特定に要する時間などによって変動します。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
ガス漏れ修理にかかる期間は?
ガス漏れの修理期間は、原因や修理内容によって異なります。
- 軽微な漏れ:
数時間~半日程度で修理が完了する場合もあります。 - 部品交換が必要な場合:
部品を取り寄せる必要があるため、数日~1週間程度かかる場合があります。 - 大規模な修理が必要な場合:
1週間以上かかる場合もあります。
修理期間中はエアコンが使えなくなるため、夏場や冬場は特に注意が必要です。
修理期間中はエアコンが使えません。修理が混み合う夏の時期に急いで修理したい場合などは、複数の業者に問い合わせを行う必要があるでしょう。
ガス漏れを防ぐには?
ガス漏れを完全に防ぐことはできませんが、以下の対策を行うことで、ガス漏れの可能性を低減することができます。
- 定期的なメンテナンス:
専門業者による定期的な点検やクリーニングを受けましょう。 - エアコンの設置場所:
振動や衝撃を受けにくい場所に設置しましょう。 - 室外機の周辺:
室外機の周りに物を置かないようにしましょう。 - 配管の保護:
配管が破損しないように、保護カバーを取り付けるなどの対策を行いましょう。
エアコンの設置環境は、ガス漏れの発生に大きく影響します。室外機は、直射日光や雨風が当たりにくい場所に設置し、配管は定期的に点検して破損がないか確認しましょう。
ダイキンエアコンのガス漏れに関するQ&A
- Qエアコンのガス漏れって自分で修理できますか?
- A
いいえ、エアコンのガス漏れは冷媒ガスという特殊なガスが関係しており、専門の知識や技術、道具が必要です。無理に自分で修理しようとすると、状況を悪化させたり、怪我をしたりする可能性があるので、必ず専門業者に依頼しましょう。
冷媒ガスは種類によって適切な取り扱いが異なります。専門業者なら安全かつ確実に修理できます。
- Qガス漏れ修理ってどのくらい費用がかかりますか?
- A
ガス漏れの修理費用は、ガスの種類や量、漏れ箇所の特定に必要な時間などによって大きく異なります。おおよそ15,000円から50,000円程度が相場ですが、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
エアコンの機種や設置状況によっても費用は変動します。必ず事前に見積もりを取りましょう。
- Qガス漏れ修理ってどんな修理をするんですか?
- A
ガス漏れ修理では、まず漏れている箇所を特定します。そして、その箇所を修理し、不足している冷媒ガスを補充します。修理箇所によっては部品交換が必要になることもあります。
ガス漏れ修理後には、真空引きという作業を行い、配管内の空気(水分)を抜いてからガスを補充します。
- Qエアコンの買い替えと修理、どちらがいいですか?
- A
エアコンの寿命は一般的に10年程度といわれています。設置から10年以内であれば修理を検討する価値はありますが、エアコンの型番や故障状況によって費用は大きく変わるため、専門業者に相談して見積もりを取ることをおすすめします。
エアコンの買い替えを検討する場合は、以下の記事が参考になります。
>>エアコンの選び方|故障したエアコンを買い替える時の注意点とおすすめ機種
- Qエアコンからガスが漏れているか自分で確認する方法はありますか?
- A
はい。エアコンの効きが悪く、冷房運転中に室外機の配管に霜が付く場合は冷媒ガス漏れの可能性が高いでしょう。
ただし、これはあくまで可能性の一つであり、ガス漏れを断定するものではありません。
ガス漏れを正確に判断するには専門的な知識や機器が必要ですので、ご自身で判断せず、必ず専門業者に点検を依頼してください。
- Q冷媒ガスって何ですか?
- A
冷媒ガスは、エアコン内部を循環し、熱を運ぶ役割を果たす物質です。エアコンの冷却や暖房に欠かせないものです。
冷媒ガスが漏れてなくなってしまうと、エアコンは部屋の空気の熱を屋外に運び出すことができなくなるため、冷たい空気を出すことができなくなります。
まとめ|ガス漏れに気づいたら、早めの対処を!
ダイキンエアコンのガス漏れは、エアコンの効きが悪くなったり、水漏れしたり、異音がしたりするなどの症状で気づくことができます。ガス漏れは放置するとエアコンの故障につながるだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。
ガス漏れが疑われる場合は、自分で修理しようとせず、必ず専門業者に連絡しましょう。専門業者なら、原因を特定し、適切な修理を行うことができます。
ガス漏れを予防するためには、定期的なメンテナンスやエアコンの設置場所、室外機の周辺環境に注意することが大切です。この記事で紹介した情報をもとに、ガス漏れに適切に対処し、快適なエアコンライフを送りましょう。