【STEP4】エアコンのコンセントを抜く
ポンプダウンが完了し、エアコンをOFFしたら、エアコンのコンセントを抜いておきましょう。
また、緑色のアース線が接続されている場合、プラスドライバーを使ってアース線も取り外しておきます。
この段階でコンセントを抜いておかないと、この後の作業の安全性に関わりますから、確実にコンセントを抜いておいてくださいね。
【STEP5】室外機側の配管を取り外す
コンセントを抜いたことを確認したら、室外機につながっている配線をニッパーでカットします。
その後、室外機側の配管もニッパーでカットしていきましょう。
「エアコンの配管ってニッパーで切れるの!?」って思うかもしれませんが、ニッパーを握ってグリグリとやってやれば簡単に配管を切断することができます。
ちなみに、前のページで行なったポンプダウン(室内機の中に冷媒を閉じ込める)を行っていれば、この段階では冷媒が吹出してくるということはありませんので、ご心配なく。
配管を切断することが出来たらエアコンの室外機はフリーな状態になっていますので、室外機を持ち上げて別の場所に移動しておきましょう。
ちなみに、室外機は20~40kgほどの重量がありますので、業者の人か、またはよっぽどの怪力でない限り一人で運ぶのは難しいと思いますので、2人以上で運搬することをおすすめします。
【STEP6】エアコンの室内機側の配管などをカットする
エアコンの室外機を取り外したら、次はエアコンの室内機側の配管などをカットしていきましょう。
まず、エアコンの室内機に繋がっている配管やドレンホース、電源配線などを室外機と同じようにニッパーでカットしてしまいましょう。
初めてエアコンを取り外す人は、配線や配管をニッパーでカットするのになんとなく躊躇してしまいがちですが、どうせもう捨ててしまうエアコンなので、ここまで来たら思い切ってどんどんカットしてくださいね。
【STEP7】室内機を取り外す
室内機の取り外し方は簡単で、まず室内機の下側にある爪(2箇所、マークなどがある場合もある)を押し上げながら、室内機の下側を手前側に引っ張って外します。
室内機下側の爪が外れて室内機の下側が手前側に動く状態になったら、後は室内機を持ち上げるだけで室内機を取り外すことができます。
エアコンの室内機はそこまで重くありませんので、一人でも運搬できると思います。
後は壁に残った配管や配線などを適当に取り外して、エアコン配管が通っていた穴を塞いでおけば、エアコンの取り外しは完了です。
次のページでは、取り外したエアコンを持ち込み処分する具体的な方法についてお話していきます。